離婚調停で絶対に欠かせない書類

離婚調停は、いわば離婚の段取りを第三者にお任せし、その判断を仰ぐための場です。つまり、第三者としては、明確にこれまでの流れ、状況を知っておく必要があります。必要な書類としても、流れや状況をできるだけ多く把握できるものを用意することが求められ、用意すべきものは多岐に及びます。また、弁護士などに頼まず、自らが話し合いのテーブルに座る場合は、それだけ多くの書類を準備しなければなんともなりません。 また、実際に申し立てを行う際に必要な書類というのもあります。この書き方も弁護士に頼まず、自らが行う場合にはこれらの書き方もしっかりとしておくことが大事です。特に申立書は養育費や財産分与の要求欄などがあるため、確かな数字を書き込んで提出をすることになります。

申立書には常識的な数値を書き込む

離婚調停申立書と呼ばれる書類には、申立ての趣旨を書く項目が存在します。子供の親権を誰にしたいのか、養育費はどうするのか、財産分与、慰謝料、年金の分割はどうするべきかなどを記載することになります。特に親権の場合、未成年の子供がいる場合には必ず親権者を決めなければなりません。そのあたりの項目に不備があったり、あまりにも突飛な金額だったりすれば、調停はうまくいかないため、注意が必要です。 常識的な数値を書き込むには、相場を知ることが大事です。慰謝料に関しては婚姻期間に比例して増えるため、婚姻期間に応じた慰謝料の相場を書き込むことになります。養育費や財産分与に関しても、同様に相場を求め、常識的な数値を書き込んでいくことで説得力のあるものへとなります。

申立書の中身で調停のスタートラインが決まる

申立書などの書類の提出を受け、調停委員は調停に臨むことになります。ただ、あまりに克明に、多少脚色をして書いてしまうと実はマイナスになってしまいます。結局、こうしたものは相手方にも送付されるため、これはなんだと怒りを覚え、自らにとって不利な証拠をどんどん提出され、本来であれば穏便な解決が見えていたのに、多少挑発的な内容になってしまったばかりに泥沼化することがあるからです。 重要なポイントとしては、自らの希望が決して高望みではなく、きわめて常識的な主張をしていることを調停委員などに示すことです。それでいて、相手が多少常識外れな主張をすれば、離婚調停はだいたい決まったようなものです。腹が立つ気持ちを抑え、常識的な主張を繰り広げることが求められます。
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