離婚調停で成立するまでにかかる期間は?

昔であれば世間体を気にして、離婚をしたことをひた隠しにする傾向がありましたが、現在においては離婚率の上昇にもみられるように、離婚がそう珍しいことではなくなってきました。実際子供がいる家庭で離婚をした場合の母子・父子家庭への援助も国や地方自治体をあげて行われています。ただ、離婚は結婚よりも大変といわれるように、離婚をする時には様々な取り決めをきちんとしておくことが、離婚後のトラブル防止にもなります。離婚は、双方の合意なしには成立しません。まずは双方での話し合いになるでしょう。ただ、離婚理由によっては、直接話をすること自体が難しい場合や、取り決めの段階で意見がまとまらないといったことも多くあります。そんな時は、費用もあまりかからず、第三者が間に入ってくれて離婚がスムーズにいくよう導いてくれる離婚調停を行う方法があります。

調停を申立てる方法とその期間は?

調停というと、今まで身近にしょっちゅうあるものでもないため身構えてしまうことがあります。しかし実際には、手続きも簡単で費用もかかりません。調停を申立てる人を「申立人」、申立てられた人を「相手方」といいます。申立人は、相手方がすむ地域を管轄する裁判所で離婚調停の申立てをおこないます。すると、裁判所から双方に離婚調停を申立てられたことと、第一回の調停の日にちが郵送されます。裁判所の混み具合によってもかわりますが、だいたい申立て後1か月から1か月半後くらいに1度目の調停が開かれることが多いです。調停の時間も限られているため、調停までに証拠がある場合は、きちんとまとめておき、いいたいことも箇条書きにしておくなど工夫をしていることで、スムーズに調停が進むことになります。

調停を初めてから終わるまでの期間は?

調停を申立てして、調停を行えば離婚できるというわけではありません。裁判のようにこうしなさいという決定力はなく、あくまでも双方の話し合いの上でどちらもが離婚に対して同意した時、調停成立となり離婚をすることに決まるのです。また調停を申し立ててすぐに決着がつくものでもないことを理解しておきましょう。実際の統計結果によると、約1か月以内に終わるのが、6.5パーセントくらいで、一番調停が成立するまでに多い期間が3か月から6か月以内となります。1年以上かけて調停をする人も4.7%といます。調停はあくまでも双方が、離婚をすることに対してはもちろんのこと、調停の結果内容にも同意しなければ、調停成立とはなりません。平均して、1度目の調停から次の調停の間に1か月程間があくことを考えるとすぐに決着がつくとはおもわないほうがいいでしょう。
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